Billboard Hot 100 – 1961

1961 ビルボード誌Hot 100の第1位獲得曲

第1位を獲得した楽曲は以下の通り。あいかわらず、プレスリーが強く2曲入っている。その他ではデル・シャノンの”Runaway”、 マーヴェレッツの”Please Mr. Postman”などその後多くのカバー曲が登場する名曲が登場している。年末には独特のサウンドで有名なトーケンズの”The Lion Sleeps Tonight”が翌年にわたり3週連続の第1位を獲得した。

Hot 100 Winners (曲名、アーティスト、獲得週数)

  • “Are You Lonesome To-night?” Elvis Presley With The Jordanaires 1
  • “Wonderland By Night” Bert Kaempfert And His Orchestra 3
  • “Will You Love Me Tomorrow” The Shirelles 2
  • “Calcutta” Lawrence Welk And His Orchestra 2
  • “Pony Time” Chubby Checker 3
  • “Surrender” Elvis Presley With The Jordanaires 2
  • “Blue Moon” The Marcels 3
  • “Runaway” Del Shannon 4
  • “Mother-In-Law” Ernie K-Doe 1
  • “Travelin’ Man” Ricky Nelson 1+1
  • “Running Scared” Roy Orbison 1
  • “Moody River” Pat Boone 1
  • “Quarter To Three” U.S. Bonds 2
  • “Tossin’ And Turnin'” Bobby Lewis 7
  • “Wooden Heart” Joe Dowell 1
  • “Michael” The Highwaymen 2
  • “Take Good Care Of My Baby” Bobby Vee 3
  • “Hit The Road Jack” Ray Charles and his Orchestra 2
  • “Runaround” Sue Dion 2
  • “Big Bad John” Jimmy Dean 5
  • “Please Mr. Postman” The Marvelettes 1
  • “The Lion Sleeps Tonight” The Tokens 2

1961年の日本の状況

前年に引き続き、Billboard Hot 100と日本の洋楽レコード売り上げランキングの乖離は続いていた。日本では相変わらず映画音楽が強く、「遥かなるアラモ」ブラザースフォー、「アラスカ魂」ジョニー・ホートン、「G・I・ブルース」プレスリーなどが上位にチャートインしている。

コニー・フランシスのスクリーンデビュー作の”Where The Boys Are”(邦題「ボーイハント」)の主題歌として作曲された同名曲は、1961年3月20日にBillboard Hot 100の第4位まで上がるヒットとなった。彼女は日本語を含む5か国(独仏日西伊)語+ナポリ語で同曲をレコーディングしており、日本語盤は1961年5月と6月に外国盤ヒット・シングル・レコード・チャートで第2位を記録している。(ミュージックライフ誌調査)

1961年7月と8月に 外国盤ヒット・シングル・レコード・チャートで第1位を記録した「黒い傷あとのブルース」(原題”Broken Promises”)は、アンリ・ド・パリ楽団が録音したものだが、日本でのヒットを受け、小林旭が日本語盤でカバーし、その後吉永小百合と共演した日活映画が1961年12月10日に公開された 。

1961年12月~1962年2月の3か月間第1位を記録した英国出身のヘレン・シャピロ「悲しき片思い」(原題”You Don’t Know”)は英国をはじめ、アイルランド、ニュージーランドで第1位を獲得するなど、世界的なヒットになったが、なぜか米国では無視され、Billboard Hot 100でのチャートインの記録はない。このことは、その後のブリティッシュインヴェイジョン(British Invasion)が大部分の米国人に驚きをもって受け止められたように、当時の米国音楽シーンもまた、閉鎖された環境であったことを表しているだろう。

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