
The cover art for “Hey Paula”(label:Philips BF 304 012)
ポールとポーラ(Paul and Paula)
Hey Paula
1963年の2月9日から3週間Billboard Hot 100の第1位を占めたのは、ポールとポーラが歌ったデュエット曲”Hey Paula”だった。 クリアな歌声とポールがポーラに 「ヘイ・ポーラ」と 呼びかけるという設定がこの曲のインパクトの源泉。最初は”Ray & Jill”(本名)というグループ名であったが、曲に合わせて”Paul & Paula”に改名したとのこと。

Hot 100 チャート成績
- 初出 1962/12/29 96位
- ランクイン週数 15
- トップ週数 3
年月日 | 順位 | 1位(2位)曲目,演奏者 |
---|---|---|
1962/12/29 | 96位 | Telstar,The Tornadoes |
1963/01/05 | 53位 | Telstar,The Tornadoes |
1963/01/12 | 30位 | Go Away Little Girl,Steve Lawrence |
1963/01/19 | 10位 | Go Away Little Girl,Steve Lawrence |
1963/01/26 | 2位 | Walk Right In,The Rooftop Singers |
1963/02/02 | 2位 | Walk Right In,The Rooftop Singers |
1963/02/09 | 1位 | Walk Right In,The Rooftop Singers |
1963/02/16 | 1位 | Walk Right In,The Rooftop Singers |
1963/02/23 | 1位 | Ruby Baby,Dion |
1963/03/02 | 3位 | Walk Like A Man,The 4 Seasons |
1963/03/09 | 4位 | Walk Like A Man,The 4 Seasons |
1963/03/16 | 7位 | Walk Like A Man,The 4 Seasons |
1963/03/23 | 14位 | Our Day Will Come,Ruby And The Romantics |
1963/03/30 | 29位 | He’s So Fine,The Chiffons |
1963/04/06 | 50位 | He’s So Fine,The Chiffons |
日本での成績
オリジナル版は、1963年4月集計のレコード売り上げ(ミュージックライフ誌調査)に第2位で初登場している。ちなみに、1位はクリフリチャードの「ヤング・ワン」。
翌月も2位で6月から8月までの3か月間1位をキープした。このころの日米の時間差は4か月くらいであった。
文化放送の「9500万人のポピュラーリクエスト」では1963年7月28日に1位を獲得している。この時の2位はカスケーズの「悲しき雨音」だった。
日本語カバー版
日本でもオリジナル版の発売に1か月遅れでパラダイスキングがカバー版を発売し、5月の国内版シングルチャートでは第7位に登場し、翌月4位に上がったが、田辺康雄と梓みちよのカバー版が7月に登場し、第2位を獲得したこともあり、以後ランキングから消えた。
田辺康雄・梓みちよ版は7月に第2位(1位はザピーナッツの「恋のバカンス」)、翌月には1位となり、9月まで2か月間1位を確保した。